千差万別
「他のことにかこつけて、自分の怠慢や落度の言いわけをする」(ことわざ辞典より) 坊主「あーつれぇわー。お経を読みたいけど仏堂が傾いてるせいで読めねぇわー。」 まぁ確かに、気が散るのは事実でしょう。しかし、それと本人の怠慢はまた別の話。
自分を高めるのは一生でも、他者を下げるのは一瞬。安易な方向に逃げていないか。 他山の石とは 他人や他国での宜しくない出来ごとに学び、自分も同様なことがないか反省して、発展の糧とすること。 ここでの石とは、古代の武器や宝石の意味を持っている。 …
「どんなことでも一途に思いを込めてやれば成就する」(故事ことわざ辞典より) 人間その気になれば、時に論理的には困難な芸当だって案外できちゃうものです。 そうした人の持つ“心の力”を活用しないのは、あまりにも勿体ない。
自分の利益を考える、それ自体は当然のことでなんら問題ないでしょう。それ自体は。 おためごかしとは 【御為倒し】 表面はいかにも相手のためであるかのように偽って、実際は自分の利益をはかること。 おためごかしを言う。関連キーワード逆恨み 続きを読む…
「敵と味方の実情を熟知していれば幾度戦っても負けない」(故事ことわざ辞典より) 何事においても、自分の長所を生かし、強みを打ち出そうとすることは基本でしょう。 ただし、相手がそれに価値を見出してくれるか、それが通用する相手なのかは別の話。
「どんなに金持ちでもからだが弱くては何にもならない」(ことわざ辞典より) 自分の限界を恐れる人へ、人の身体は貴方が思っている以上に頑丈でしょう。 自分の限界を恐れぬ人へ、人の身体は貴方が思っているよりも脆いでしょう。
「二つのものの違いがあまりに大きすぎて比較にならない」(故事ことわざ辞典より) 実際に当事者として体験してみなければ、当時者の気持ちはわからないでしょう。 そして例え似た経験をしていると思っていても、それが本当に似ている保障などない。
「ある一つの種の中での遺伝子の多様性」(cf.Wikipedia) 生物はその多様性を確保するため、常に新たな遺伝子を持つ個体を生み出しています。 ならば、常識から外れたイレギュラーな個体も、いない方がむしろ不自然でしょう。
「すべての動物はそれぞれに種特有の知覚世界をもって生きている」(cf.Wikipedia) ヤーコプ・ヨハン・フォン・ユクスキュルが『生物から見た世界』で提唱した概念。 動物は皆客観的な世界ではなく、主観的に創り上げた『環世界』で生きている。
「いちばん肝心なものが抜け落ちていることのたとえ」(故事ことわざ辞典より) 世の中には「こうすればうまくいく!」みたいな手法や方法論で溢れていますよね。 でも、そんな手法や方法論なんて枝葉末節だと思います。
「相手の性格や気質を考慮して、適切な言い方をせよ」(故事ことわざ辞典より) 厳密さや正確さを追求すると、結局何が言いたいのか伝わらなくなることもある。 こんなサイトみたく「〜と思います」なんて言わずシンプルに断定するのも一理です。
1. 守 : 例え「師の教えが間違っている」と思っても、師の教えを守る 2. 破 : 師の教えをある程度習得したら、今度はその教えを破る(他流派を学ぶなど) 3. 離 : 「1. 守」「2. 破」で学んだことを踏まえ、自己流へと離れて行く 守破離とは □ビジネス分…
物事の有用性は、その前提となる背景に依存するのだと思います。 顰(ひそみ)にならうとは 古代中国、呉に嫁いだ絶世の美女・西施の一挙一投足の振る舞いを、庶民がいちいちまねしたという故事から、考えもなしに人のまねをすることを言う。 続きを読む こ…
人間は皆と共通の世界で生きてなどいないのでしょう。 コペルニクス的転回とは 天地がひっくり返るくらいの展開が起こること、またその様 関連キーワード パラダイムシフト 続きを読む このキーワードを含むブログを見る