2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

人間は万物の尺度である - 相対性が創り上げる世界 -

「すべての判断の基準は、個々人に属する」(コトバンクより) 人間の認識はアテにならない。 しかし、心によって創り上げられる架空の世界にも、法則性はあると思います。

焼きなまし法 - 改悪なくして改革なし -

最善の模索、それはド近眼な人間が最も高い山の頂を目指すが如し 焼きなまし法とは 最適化問題のアルゴリズムの1つ。 続きを読む このキーワードを含むブログを見る

分別過ぐれば愚に返る - 言葉は万能の思考ツールではない -

「あまり深く考えすぎると、かえって失敗する」(故事ことわざ辞典より) 結論は先に決まっていて、それを時に隠し、時に補強するために理屈を後付けする。 それは、必ずしも間違った行為ではないと思います。

石に漱ぎ流れに枕す - 相手の理屈を論破しても意味はない -

「無理にこじつけて、自分の説を通そうとすること」(故事ことわざ辞典より) 人は多くの場合、論理の先に結論があるのではなく、 結論ありきで理屈を後付けしているのだと思います。

理屈と膏薬はどこへでもつく - 論理は正しさを保障しない -

「どんなことにも、もっともらしい理屈がつくものだ」(故事ことわざ辞典より) つまり「論理や大義名分が伴わない間違いや暴挙など存在しない」 …と言ってしまっても過言ではないのだと思います。

コペルニクス的転回 - 誰一人として同じ世界は見えていない -

人間は皆と共通の世界で生きてなどいないのでしょう。 コペルニクス的転回とは 天地がひっくり返るくらいの展開が起こること、またその様 関連キーワード パラダイムシフト 続きを読む このキーワードを含むブログを見る

色即是空 - 真理は認識できるか -

「この世の全ての本質は空(実体がなく空虚)である」は過言かもしれません。が、 色即是空とは 事象や現象はすべて仮の姿で、実体なきものであるということ。 仏教語で「色」はすべての事象や現象を意味し、「空」は「無」でも「有」でもなく「ゼロ」を指す…

百聞は一見に如かず - 言葉の力を過信してはいけない -

「百回聞くより、たった一度でも自分の目で見た方が確か」(故事ことわざ辞典より) この言葉、一説には『百聞は一見に如かず』の後に『百見は一行に如かず』と続き、 行動の重要性を説いた言葉でもあるそうです。 が、この記事で言及したいのは、言葉という…

知行合一 - だから人はわかりあえない -

「行動を伴わない知識は無知と同じ」という言葉には二つの捉え方があると思います。 知行合一とは 真の知と真の行いはひとつのものであるということ。 中国の王陽明の唱えた説である。 続きを読む このキーワードを含むブログを見る

無知の知 - 人は“わかったつもり”にしかなれない -

『無知の知』という言葉ほど “わかったつもり” になりやすい言葉はないと思います。 無知の知とは 無知であるということを知っているという時点で、相手より優れていると考えること。また同時に真の知への探求は、まず自分が無知であることを知ることから始…