2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

木を見て森を見ず - 木を見てそれが森だと思い込んでいないか -

「物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失うこと」(故事ことわざ辞典より) どんな森林でも、探せば朽ちた木の1本や2本はあるでしょう。 朽ちた木を何本か見つけて「この森林は腐ってやがる…」などというのは筋違いです。

握れば拳開けば掌 - 拳を憎んで手を憎まず -

「たとえ同じ物でも気持ちや状況しだいで様々に変化する」(故事ことわざ辞典より) 同じ手であっても、握れば人を殴る拳になり、開けば人をなでて愛でる掌になる。 拳と掌、そのどちらも偽りではないが、どちらか一方のみでは手の全ては語れない。

毒薬変じて薬となる - その本質はどこにあるか -

「物は使い方によって毒にも薬にもなるというたとえ」(JLogosより) 「使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお使い下さい」\ピンポン/ その薬が文字通り薬となるか、逆に毒となるかは、そうした条件があるものです。

尺度水準 - 具体性の乏しい情報に惑わされていないか -

「表現する情報の性質に基づき数学・統計学的に分類する基準」(cf.Wikipedia) こんなサイトで統計学の専門的な話に言及しても誰も得をしないと思うので、 あくまで『尺度水準』という漠然とした“ものの捉え方・考え方”についての話。