2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧
「仕事には適不適があるものだから、適任者を選べ」(故事ことわざ辞典より) 人と異なることを恐れていては、人より大きく優れることは難しい。 しかし、人と大きく異なっていても、それが優劣どちらに転ぶかはわからない。
「影響の輪にエネルギーを集中できる人こそが主体性を高められる」cf.)『7つの習慣』 関心の輪:自分が関心を持っている事柄のうち、自分がコントロールできないもの*1 影響の輪:自分が関心を持っている事柄のうち、自分がコントロールできるもの *1:厳密に…
“見えているつもり”だったのに実際は見えていなかった。盲点ってそういうものです。 朝三暮四とは 四字熟語の故事成語。目先の違いに気をとられて実際は同じであるのに気がつかないことやうまい言葉や方法で人を騙すことを意味する言葉である。 中国の「荘子…
「いちばん肝心なものが抜け落ちていることのたとえ」(故事ことわざ辞典より) 世の中には「こうすればうまくいく!」みたいな手法や方法論で溢れていますよね。 でも、そんな手法や方法論なんて枝葉末節だと思います。
人は人を変えはしない。当人が他者からの刺激を踏まえ、自分の意志で変わるだけ。 パブロフの犬とは 犬にエサを与えるときに必ずベルを鳴らすようにしたところ、エサが無くてもベルを鳴らすと犬がよだれをたらすようになるというもの。 パブロフ博士が1902年…
人は交わる人次第で良くも悪くも、少なからず影響を受けて変わるものだと思います。 朱に交われば赤くなるとは 純真な(白い)者も、朱い仲間を作ると、同じく赤くなってしまうのでよろしくないこと。儒教的な観念である。 続きを読む このキーワードを含む…
「相手が好意を示せば、こちらも好意を示す気になる」(故事ことわざ辞典より) この言葉、主体が自分か相手かなど、時代や出典によって微妙に意味が異なります が、少なくとも敵意剥き出しの相手に好意を示す人などそうそういないでしょう。
「他人の言動は鏡に自分をうつす鏡のようなもの」(故事ことわざ辞典より) 「人と人は合わせ鏡」や「子は親を写す鏡」など、人はしばしば鏡に例えられます。 ならば、他人を嘲笑することは、鏡に映る自分を嘲笑することなのでしょう。
「悪事を働いた者にも、それなりの理由はあるものだ」(故事ことわざ辞典より) 本当の、根っからの狂人など、悪人など、そうそういないと思います。 (ただし「全く存在しない」とも思いません。それが先天性であれ、後天性であれ。)
先人の教えを学ぶには『郷に入っては郷に従え』と同じ謙虚さが必要かもしれません。 温故知新とは 過去の事象や学説をじっくりと学んだ上で、現状を知り、それに適した判断ややり方を見出し今後に活かすこと。 出典『論語』で原文は「子曰温故而知新可以為師…
「時と場合によっては嘘が必要なときもある」(故事ことわざ辞典より) 嘘をつくのはよくないことでしょう。 しかし厳密には嘘が悪いのではなく、それが相手の不利益に結びつくから悪いのです。
「相手の性格や気質を考慮して、適切な言い方をせよ」(故事ことわざ辞典より) 厳密さや正確さを追求すると、結局何が言いたいのか伝わらなくなることもある。 こんなサイトみたく「〜と思います」なんて言わずシンプルに断定するのも一理です。
結果的にそれがより正しく、より環境に適していたから現在まで残っている。 自然淘汰とは 生物のうち、外界に適応するものは栄え、そうでないものは滅びるということ。 また、時代の流れと共に優良なものが残り、そうでないものは滅びるというように使われる…
どんなにいいボールを投げても、相手にその気がなければキャッチボールにならない。 郷に入って郷に従えとは その場所にいるときは、その場所のルールに従うこと。 英語では“When in Rome,do as Rome does”と言う。 続きを読む このキーワードを含むブログを…
1. 守 : 例え「師の教えが間違っている」と思っても、師の教えを守る 2. 破 : 師の教えをある程度習得したら、今度はその教えを破る(他流派を学ぶなど) 3. 離 : 「1. 守」「2. 破」で学んだことを踏まえ、自己流へと離れて行く 守破離とは □ビジネス分…
「未熟あるいは能力の低い人ほど、実力以上の自信に満ちている」(cf. Wikipedia) 1ができるようになっただけで、まるで10までできたかのような過剰な自信を持ち、 それで10に挑んでも、挫折するのは当然。でもそれはきっと、価値ある挫折。
物事の有用性は、その前提となる背景に依存するのだと思います。 顰(ひそみ)にならうとは 古代中国、呉に嫁いだ絶世の美女・西施の一挙一投足の振る舞いを、庶民がいちいちまねしたという故事から、考えもなしに人のまねをすることを言う。 続きを読む こ…
「満足を知る者は、貧しくとも精神的に豊かで幸福である」(故事ことわざ辞典より) 平和で、自由で、衛生的で、文化的で、自然に恵まれ、経済大国の現代日本。 見る人から見れば、この国は本来、既に十分楽園たりうるはずです。
「幸福と不幸は表裏一体で、かわるがわる来るものだ」(故事ことわざ辞典より) そうして、幸福も不幸も長くは続かない。 それは信仰の類いなどではなく、しっかりとした理由があると思います。
「あまり身近にあるものは目に入らず、ありがたみもわからない」(JLogosより) 人間の認識や評価は相対性に基づいて創り上げられる。 それはつまり、相対性に乏しい対象は認識が難しいということでしょう。