2017-05-30 急がば回れ - 見た目の距離に惑わされてはいないか - 無知の知 知行合一 心・感情 山頂が目前だからといって、眼前の断崖絶壁を最短距離で登れば良いとは限らない。 急がば回れとは編集 急いでいるときには危険な近道を通るよりも、回り道でも安全な方を通るほうが結局早いというように、安全で着実な方を選べという戒め。 近世初期に著された咄本『醒睡抄(せいすいしょう)』のなかで、連歌師である宋長が『武士のやばせの舟は速くとも急がば.. 続きを読む このキーワードを含むブログを見る 続きを読む
2017-04-30 実るほどこうべを垂れる稲穂かな - そのプライドの価値は如何程か - 無知の知 心・感情 「人格者ほど謙虚であるというたとえ」(故事ことわざ辞典より) プライドには二種類あると思います。すなわち、 「それ故に自由に在れなくなるプライド」と「それ故に自由に在れるプライド」です。 続きを読む
2017-03-31 我思う、ゆえに我あり - ならば、そう思っているのは誰の意思か - 認識 心・感情 今回は人によっては少し不気味に感じるかもしれない、そんな話。 我思う、ゆえに我ありとは 意味 ラテン語〈コギト・エルゴ・スムCogito,ergo sum.〉の訳。 世界を疑い続けている私という存在は、否定することができない。私が考えていることは、私が存在する証明である。関連用語 デカルト、心身二元論、物心二元論、実体二元論、合理論、演繹法、カ.. 続きを読む このキーワードを含むブログを見る 続きを読む
2017-02-28 空観,仮観,中観 - その世界を創り上げているのは誰か - 社会 認識 幸不幸 心・感情 いつもの如くわかりやすさ重視で、『空観,仮観,中観』“のような何か”について。 中観派とは インド大乗仏教哲学において、瑜伽行派(唯識派)と並ぶ二大潮流の1つ。龍樹「中論」の著作によって創始された。「般若経」の教えが基盤となっている。 続きを読む このキーワードを含むブログを見る 続きを読む
2017-01-31 天上天下唯我独尊 - 価値や優劣を等身大に認識できているか - 社会 認識 光の当て方や角度を変えれば見え方も変わる、人の価値はそんな“玉虫色”の如し。 唯我独尊とは 四字熟語。 (1).釈迦の発した「天上天下唯我独尊」という言葉に由来する。 「人はそれぞれその人にとってかけがえのない尊い存在である(のでお互いに他人を大切にしよう)」というような意味を持つ。 (2).自分一人が特別に優れていると自惚れること。ひとりよ.. 続きを読む このキーワードを含むブログ (今週 1 件) を見る 続きを読む
2016-12-31 一念岩をも通す - 感情に使われず、感情を使えているか - 千差万別 心・感情 「どんなことでも一途に思いを込めてやれば成就する」(故事ことわざ辞典より) 人間その気になれば、時に論理的には困難な芸当だって案外できちゃうものです。 そうした人の持つ“心の力”を活用しないのは、あまりにも勿体ない。 続きを読む
2016-11-24 天理人欲 - その行動は、選択は、本当に自分が望んだものか - 知行合一 人間関係 心・感情 「天理は自然のままの本性、人欲は外部刺激によって起こる欲求」(コトバンクより) 『天理人欲』といってもその意味、特に『人欲』の扱い方は時代によって異なります。 今回言及するのは、自由の抵抗物としての『人欲』という観点について。 続きを読む