好きこそ物の上手なれ - 心次第で負荷は変わる -

「好きなものに対しては熱心に努力するので、上達が早い」(故事ことわざ辞典より)

 

努力しても、必ずしもそれが他者より秀でるほど“上手”になるとは限りませんが、

人間、自分の“好き”なことなら熱心に、しかも効率良く努力できるものです。

 

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木を見て森を見ず - 木を見てそれが森だと思い込んでいないか -

「物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失うこと」(故事ことわざ辞典より)

 

どんな森林でも、探せば朽ちた木の1本や2本はあるでしょう。

朽ちた木を何本か見つけて「この森林は腐ってやがる…」などというのは筋違いです。

 

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握れば拳開けば掌 - 拳を憎んで手を憎まず -

「たとえ同じ物でも気持ちや状況しだいで様々に変化する」(故事ことわざ辞典より)

 

同じ手であっても、握れば人を殴る拳になり、開けば人をなでて愛でる掌になる。

拳と掌、そのどちらも偽りではないが、どちらか一方のみでは手の全ては語れない。

 

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毒薬変じて薬となる - その本質はどこにあるか -

「物は使い方によって毒にも薬にもなるというたとえ」(JLogosより)

 

使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお使い下さい\ピンポン/

その薬が文字通り薬となるか、逆に毒となるかは、そうした条件があるものです。

 

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尺度水準 - 具体性の乏しい情報に惑わされていないか -

「表現する情報の性質に基づき数学・統計学的に分類する基準」(cf.Wikipedia

 

こんなサイトで統計学の専門的な話に言及しても誰も得をしないと思うので、

あくまで『尺度水準』という漠然とした“ものの捉え方・考え方”についての話。

 

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月とすっぽん - その共感に無知の知は伴っているか -

「二つのものの違いがあまりに大きすぎて比較にならない」(故事ことわざ辞典より)

 

実際に当事者として体験してみなければ、当時者の気持ちはわからないでしょう。

そして例え似た経験をしていると思っていても、それが本当に似ている保障などない。

 

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遺伝的多様性 - 自分と他者は同じ人間でも、異なる個体である -

「ある一つの種の中での遺伝子の多様性」(cf.Wikipedia

 

生物はその多様性を確保するため、常に新たな遺伝子を持つ個体を生み出しています。

ならば、常識から外れたイレギュラーな個体も、いない方がむしろ不自然でしょう。

 

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