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朝三暮四 - その視点は一点ばかりを見ていないか -

無知の知

“見えているつもり”だったのに実際は見えていなかった。盲点ってそういうものです。

朝三暮四とは

足下ばかり見る者は壁にぶつかり、前ばかり見る者は石につまずく

 

「朝に3つ、夕方に4つあげる」だとブーイングだったのが

「朝に4つ、夕方に3つあげる」だと喜ばれる(1日に計7つなのは変わらないのに

 

この手の話を一概に否定してしまうと「じゃあローンやキャッシングは愚かなのか!」

という話になってしまいますので難しい所ではあるのですが、

目先の利害と長期的な利害は必ずしも合致しないという点はおさえるべきでしょう。

 

例えば、子供は目先の利害にこだわって不利益を被る傾向があります。

 

自分の希望と周囲の意向が違ったとき、「自分の思い通りにならないのは嫌!」

という目先にこだわった挙げ句独り仲間はずれに…なんてそう珍しくないでしょう。

 

これが大人になるにつれて長期的な視点から利害を判断できるようになり、

果ては「自分が死んだときに後悔しないように」なんて話にまで発展したりもします。

 

しかし、長期的な利害にばかりとらわれても不利益を被る場合があるのです。

 

例えば、大会で優勝することや発表会で大成することばかりにとらわれ、

無茶な練習を繰り返した挙げ句身体を壊してしまった…なんて話もあるでしょう。

ですから、

 

目先と将来、そのどちらも重要で軽視してはなりません。
 

目先の積み重ねなくして長期的な利益はありませんし、

長期的な視点なくして適切な目先の判断は難しいのだと思います。

 

 

本当に長期的な利害を意識できているなら、身体を壊すような愚行はしないはず」

ということを、先の話を聞いて思われた方も多いと思います。実際、仰る通りです。

 

しかしいざ長期的な利害を意識すると、目先の現状認識は甘くなってしまいがちです。

遠くの視点と近くの視点、これらを両立するのは思った以上に難しいのだと思います。
 

 

 

今ここからの光景は、こんな感じ。

 

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