いくら企画段階でニーズがあっても、完成した頃にニーズがなくなっていては無意味。
- Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(見直し)という政策サイクル。 P段階での代替案の検討と評価を行った上で、このサイクルを回す必要がある。 最もシンプルなマネジメントシステム。 分析を例にしたPDCAサイクル P 従来の実績や将来の予測.. 続きを読む
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将来を見据えた立案を意識できているか
ゲームで新しいステージに挑戦することになった。
どんな感じのステージになるかを想定しつつ装備や編成を考えて(Plan)
実際にその戦略で挑戦してみて(Do)
どこが上手く行ったか、上手く行かなかったかを振り返り(Check)
その戦略を継続するか、別のやり方で行くかを判断する(Action)
そして再度、必要に応じて新たな装備や編成を考えて…(Plan / 以下繰り返し)
といった具合に、『PDCAサイクル』と言われると何やら大層に聞こえますが、
その中身は割とありきたりな試行錯誤の手順と言っても過言ではないでしょう。
ただし、現実社会では環境変化の嵐が吹き荒れ、目先の環境を想定し計画を立てても、
実行する頃には既に環境が変わってしまっていたなんてよくあることですから、
計画(Plan)とはつまり“未来予知”をすることであり、
焦点を目先ではなく、もっと将来へ向けようと意識することが重要なのだと思います。
実際、起業や事業での成功は、未来予知の決め打ちで成功したケースが多いそうな。
ただ、“未来予知”とはいっても、あくまでそれは経験に裏打ちされた直感であり、
そのためにも行動して得られた結果から、常に予知を修正することも重要でしょう。
予知に執着した挙げ句忘れる『PPPF』(Plan-Plan-Plan-Forget)では最悪ですから、
そうならないために「計画を立てる(Plan)ためにこそ行動する(Do)」という
『DCAPサイクル』(Do-Check-Action-Plan)と意識した方がいいかもしれません。
また、世の中は少なからず運やご縁、確率論で回っている側面がありますから、
それは手法(Do)が良いから成功したのか、それとも運良く偶然成功しただけなのか、
結果が全てと考えず、そうした考察(Check)も重要でしょう(株を守りて兎を待つ)
今ここからの光景は、こんな感じ。
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