人間関係

魚心あれば水心 - 合わせ鏡が作り出す流れに呑まれていないか -

「相手が好意を示せば、こちらも好意を示す気になる」(故事ことわざ辞典より) この言葉、主体が自分か相手かなど、時代や出典によって微妙に意味が異なります が、少なくとも敵意剥き出しの相手に好意を示す人などそうそういないでしょう。

人こそ人の鏡 - 眼前の相手をそうあらしめたのは誰か -

「他人の言動は鏡に自分をうつす鏡のようなもの」(故事ことわざ辞典より) 「人と人は合わせ鏡」や「子は親を写す鏡」など、人はしばしば鏡に例えられます。 ならば、他人を嘲笑することは、鏡に映る自分を嘲笑することなのでしょう。

郷に入っては郷に従え - 「いいから黙って従え」は理不尽ではない -

どんなにいいボールを投げても、相手にその気がなければキャッチボールにならない。 郷に入って郷に従えとは その場所にいるときは、その場所のルールに従うこと。 英語では“When in Rome,do as Rome does”と言う。 続きを読む このキーワードを含むブログを…

石に漱ぎ流れに枕す - 相手の理屈を論破しても意味はない -

「無理にこじつけて、自分の説を通そうとすること」(故事ことわざ辞典より) 人は多くの場合、論理の先に結論があるのではなく、 結論ありきで理屈を後付けしているのだと思います。

理屈と膏薬はどこへでもつく - 論理は正しさを保障しない -

「どんなことにも、もっともらしい理屈がつくものだ」(故事ことわざ辞典より) つまり「論理や大義名分が伴わない間違いや暴挙など存在しない」 …と言ってしまっても過言ではないのだと思います。

知行合一 - だから人はわかりあえない -

「行動を伴わない知識は無知と同じ」という言葉には二つの捉え方があると思います。 知行合一とは 真の知と真の行いはひとつのものであるということ。 中国の王陽明の唱えた説である。 続きを読む このキーワードを含むブログを見る