一念岩をも通す - 感情に使われず、感情を使えているか -

「どんなことでも一途に思いを込めてやれば成就する」(故事ことわざ辞典より)

 

人間その気になれば、時に論理的には困難な芸当だって案外できちゃうものです。

そうした人の持つ“心の力”を活用しないのは、あまりにも勿体ない。

 

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天理人欲 - その行動は、選択は、本当に自分が望んだものか -

「天理は自然のままの本性、人欲は外部刺激によって起こる欲求」(コトバンクより)

 

『天理人欲』といってもその意味、特に『人欲』の扱い方は時代によって異なります。

今回言及するのは、自由の抵抗物としての『人欲』という観点について。

 

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おためごかし - 本当にそれは相手も望む利益か -

自分の利益を考える、それ自体は当然のことでなんら問題ないでしょう。それ自体は。

おためごかしとは

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彼を知り己を知れば百戦殆うからず - 意外と難しい“当然” -

「敵と味方の実情を熟知していれば幾度戦っても負けない」(故事ことわざ辞典より)

 

何事においても、自分の長所を生かし、強みを打ち出そうとすることは基本でしょう。

ただし、相手がそれに価値を見出してくれるか、それが通用する相手なのかは別の話。

 

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瓜田李下 - 抱かれた疑念は時に真実よりも重い -

誤解されるのは嫌なことですが、“誤解を与えた側”にも落ち度はあるでしょう。

瓜田李下とは

  • 四字熟語。人から疑いをかけられるようなことはしてはいけないし、疑いを受けるような状況に身を置いてはならないという教え。中国の古楽府の「君子行」の「君子防未然、不処嫌疑間、瓜田不納履、李下不整冠」から出た言葉である。 続きを読む
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遼東の豕 - 自分の世界で辿り着いた正解に普遍性はない -

自分にとっての正解や価値あるものが、他者にとってもそうであるとは限りません。

遼東の豕とは

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虎の威を借る狐 - それが“虎の威”だと認識できているか -

例えば、このサイトとて“故事ことわざ”という名の虎の威を借りている訳で←

虎の威を借るとは

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