和して同ぜず - 協調という大義名分に甘え、逃げ込んではいないか -

「人と協調はするが、主体性を失うようなことはしない」(故事ことわざ辞典より)

 

協調性を重視するあまり自分の判断を捨てた挙げ句「え、だって皆やってたから」

「皆そうだと言ってたから」などと後に言い訳する事態は避けたいものです。

 

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初心忘るべからず - 手段が目的と化してはいないか -

「始めた頃の謙虚で真剣な気持ちを持ち続けねばならない」(故事ことわざ辞典より)

 

慣れて油断した結果、思わぬ失敗をしてしまわぬよう、初心を忘れないのは大切です。

しかし、初心が大切な理由はそれだけではないでしょう。

 

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習うより慣れろ - というか、習う“ために”慣れよ -

「人や本から教わるより、練習や経験を重ねた方が良い」(故事ことわざ辞典より)

 

実戦や実践の伴わない学習は、言うなれば立派な楽器を買うだけ買って特に練習せず、

ただ自分の音楽感という名の妄想に浸っているだけに等しい…かもしれません。

 

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下手の考え休むに似たり - 他者に使われず、他者を使えているか -

「下手な者の長考は、時間を浪費するだけで、なんの効果もない」(コトバンクより)

 

馬鹿”とは本来頭が悪いことではなく、他者の言うことを妄信することでしょう。

しかし、他者の意見を妄信しないことと排他的になってしまうことはまた別の話です。

 

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鶴の一声 - その心に映る相手の姿は本物か -

『鶴の一声』を横暴と断ずるのは早計でしょう。ただし、それが本当に鶴の声ならば。

鶴の一声とは

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折檻 - 他者を強引に変えようとしていないか -

とりあえず必死に主張し続ければ、いずれは受け入れられる…とは限らないでしょう。

折檻とは

  • 厳しくしかること。体罰を加え懲らしめること。 中国の故事「漢書」の「朱雲伝」に由来。 前漢の成帝の時代、朱雲が成帝の政治に対し厳しく忠告したため、朱雲は帝の怒りを受け、宮殿から追い出されることになった。しかし、朱雲は檻(手すり)に掴まり動こう.. 続きを読む
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坊主憎けりゃ袈裟まで憎い - その反対側の側面まで見えているか -

「憎むあまり、それに関わるすべてのものが憎くなること」(故事ことわざ辞典より)

 

他者に何か原因があるから、他者が憎いとは限らない。

他者が憎いからこそ、憎む原因ばかりを探し求め、それを創り上げていることもある。

 

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