隣の花は赤い - 綺麗な花には訳がある -

「他人のものは何でもよく見えて、うらやましく思うこと」(故事ことわざ辞典より)

 

比較対象として何かを観測するとき、人はそれを心や持論の補強材料として捉え、

自身に都合の良い赤い花を観測すれば、そこで満足して観測を止めてしまうもの。

 

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空き樽は音が高い - 例えばこのサイトとか -

「中身のない人ほどよくしゃべるということのたとえ」(故事ことわざ辞典より)

 

相手が知らない知識を断片的に集め、披露するのはそう難しいことではありません。

難しいのは、そして大切なのは、眼前の相手が博識なのか浅識なのかを見極めること。

 

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如実知自心 - その殻の奥にある本当の自分を知っているか -

「ありのままの自分の心を知ること」(cf.Wikipedia

 

子どもの如く直情的に喚き散らす姿が、ありのままの自分でしょうか。

他人の目を気にして、他人に合わせて振る舞う姿が、ありのままの自分でしょうか。

 

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一切皆苦 - 思い通りにならない必然と、思い通りになる偶然 -

「この世界のすべてが、結局はすべて苦であるということ」(コトバンクより)

 

ここでの「苦」とは「思い通りにならない」ということ。

この世界は、どうにもならない、自分の思い通りにならないことで満ちている。

 

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泣いて馬謖を斬る - 泣いて馬謖を斬らない代償は何か -

他者への批判は自らにも跳ね返る諸刃の剣。その刃を受け止められるか。

泣いて馬謖を斬るとは

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明日は明日の風が吹く - それは思考を止めないための言葉 -

「成り行きに任せて生きるのがよい」(故事ことわざ辞典より)

 

複雑にして不確定要素の多い先行きを案じるのではなく(風が吹けば桶屋が儲かる

もっと単純に、シンプルに、今、目の前にある世界をただ精一杯生きた方が良い。

 

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